
メンテナンスの流れ|腕時計修理専門店 オルロージュ
03-6206-0768 受付:10:30~19:00(土日・祝日定休)
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オーバーホールとは時計の分解、洗浄、組み立て、調整を行うサービスです。
【機械式】は4年前後【電池式】は7年前後、定期的に行うことを推奨しております。
機械内部はもちろん外装にいたるまで、時計技術者による入念なチェックが行われます。
見積内容にご了承いただいた後、オーバーホール・修理に着手します。
ケースからムーブメントを取り出し、文字盤や針なども外します。
パーツの状態やパーツ同士のかみ合わせが正常かなど、点検しながら完全に分解していきます。
ここで基準に満たない部品は交換されます。
1つ1つの部品に傷がつかないようにパーツを素材ごとに小分けにし、3層の回転式洗浄機で洗浄していきます。
こうすることで年月の経過による劣化したオイルなどを綺麗に洗浄することができます。
綺麗になった部品を1つ1つ動作確認をしながら丁寧に組み上げていきます。
また、部品をスムーズに動かすために腕時計専用のオイル(機械油)を注しながら作業を行います。
組み上げ後、各種精度調整を行います。
機械の片振り・振り角度・歩度等を確認します。
オルロージュでは【電池式】(クォーツ)や【機械式】(メカ)に対応した高精度を誇る計測テスターを採用することで、スピーディーかつハイクオリティーなオーバーホールを行うことが可能になっています。
オーバーホールの際に防水検査を実施しております。
防水試験機にて防水の状態を点検し合否判定を行います。
腕時計は構造上、水・衝撃・磁気は大敵とされていますが、お客様にお返しする前に、ご使用上の注意点があれば的確にお伝えできるよう、あらゆる方面から点検を欠かさず行います。
自動巻き機能のあるお時計には、ワインディングマシーンで点検することで、実際にご使用になられる"動きのある状態"を想定した上での実際の精度確認を行います。
ワインディングマシーンの使用は、回転数が比較的遅いものと早いものに2段階の工程を踏むことで、より精度の高い点検を行っております。
ご要望であれば、外装研磨を実施させていただきます。
ご使用による傷や経年劣化した外装を研磨することで、新品のようなご購入当時の輝きが蘇ります。
外装デザインによっては研磨(剥離)した上で、メッキをかけるなど、様々な外装に関する対応も承ります。
機械内部ムーブメントの点検と平行し、ケース・ベゼル・ブレスレットなどの外装パーツは高圧スチームを採用しています。
ソフトから強力なストロングモードまでの調整可能な圧力範囲を持っており、細部の汚れまで綺麗に洗浄します。
また、超音波洗浄器も二段階のパルス調整が可能な最新式のものを採用しています。手洗いでは絶対に取れない長年の汚れを、こうした設備で綺麗で清潔な状態へと戻します。
お引渡しの最終検査では、20項目にも及ぶ厳しい基準をクリアした時計だけが、お客様のお手元へと戻ります。
オルロージュでは時計技術者だけではなく、店舗スタッフとアドミスタッフがこれらの検品作業を行う、トリプルチェックを徹底しています。